鍼灸師の道のり
2011-08-15(Mon)
こんにちは
川端です


暦の上では秋ですが、猛暑日が続きますね

秋と言えば11月に学会発表があるのですが、まだ何も手を着けられていません…

研究は楽しいので苦にならないのですが、何せまだまだ勉強不足で漢文を読むのに調べながらなので時間がかかります

昨日の午前の勉強会では「日本近世鍼灸」を学ばせていただきました。
日本でも中国伝統を元に沢山の鍼灸書や経穴書が出版され、どの時代の中国伝統医学理論を引用しているのか、更に中国伝統医学を土台として日本独自の理論を組み立てる…。
などなど、今の日本鍼灸
、伝統医学(様々な主義、理論があります)と言われるものの在り方を考えさせられます。
何千年もの時を経ても尚、引き継がれた文献が残っています。
鍼灸師と言う職業ですが、理論や成り立ちを学ばず、神秘や西洋的で我流になりがちです。
私の後輩は今だ何処で学べば良いのか悩んでいます。
生意気な言い方かもしれませんが、有名な先生のお膝元にいることに安心
、満足し、学べる場所や学ぶことをを狭めているように感じます。
どの先生に師事するにしても、敬意をはらって学ぶ姿勢を整えなければ、いつまでも悩み続けるんだろうなぁ。と感じる今日この頃。
何十年も勉強をして今に至る諸先生方の主義、手技をたった数年勉強しただけの私達が到底理解できるものではありません。
ですが、惜しみなくできるまで真剣に教えて下さる勉強会があることがどれほど有り難いか…。
教えて頂ける先生方に心から感謝です

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