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鍼灸の診断学
こんばんは、中川です。

年末に大阪の鍼灸接骨院であった鍼による死亡事故は、未だに患者さんとの会話に出てきます。
無資格者だったんですねえ。
肩背部に深く鍼を刺し、左右両方の肺を傷つけたんだそうです。もう、医療でもなんでもありません。

ところで、鍼を深く刺す鍼灸師の理屈に、深く刺さないと満足しないんだ、というのをよく聞きます。
これは、自身に治療の基準(診断学)が無いことを公言しているに他なりません。
患者さんの満足も大事ですが、それ以上に将来どんな体調になって頂くかという治療なのです。
鍼の深さは症状によって変化させるものと思います(なにより深く刺さなくても、心地良く効果の有るものです)。

自分に基準が無く、ただ深く刺せばいいというのは治療では無いと思います。
鍼灸師の多くが陥っている誤りだと思います。
鍼灸師は医療職です。私も含め、真に人を癒す鍼灸の診断学を持ちたいものです。







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Author:shinkyuunakagawa
京都府右京区西院の鍼灸院です。

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