こんばんは、中川です。
今日は勉強会でした。今年1回目です。
会は勉強する項目ごとに担当者がレジュメを作って発表する形で進められます。
私も担当があるので、レジュメ作りを毎回します。
数ページなのですが、作成に十数時間掛かります。
項目について何冊も調べ、場合によっては大学などの図書館に行くので、
なかなか手ごわい作業です。しかし、鍼灸師として必要な作業と思っています。
最近、鍼灸のレベルは徐々に低下しているように思います。
専門学校の乱立にも原因が有るかもしれませんが、鍼灸は効かないと思っている鍼灸師も
たくさんいます(!)
もったいなさすぎます。
鍼灸それ自体に価値は有りませんが、
それを運用する中国伝統医学の特徴=ひとつの症状を全体の中で診ようとする視点や、
季節、年齢を診断に組み込む発想は、もっと注目されても良いなあと思っています。
痛いとこバリ(あんまバリ)でも現代医学のアンチテーゼでもありません。
突然に悪くならず、倒れず、自分にふさわしい年齢を重ね、コロッと死ぬための医学です。
私は、そんな治療法、健康法を提案していきたいです。
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