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2012/11
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学会
こんばんは、中川です。
昨日今日は一年一度の鍼灸史学会でした。
2日で32演題の発表でしたが、絞りつくして、寝ないでフラフラの人もいました。私たち夫婦も、特に芳里はやりきりました。
私は中国三国時代、3世紀末の『甲乙経』(こうおつきょう)という医学書、芳里は南宋12世紀半ばの『幼幼新書』という医学書の研究発表をしました。
すぐさま臨床に、というよりより洗練された東アジア圏伝統医学(世間でいう東洋医学)的な診断の枠組みを作るための研究という感じです。
反映されるのはしばらく後でしょうね。
鍼灸師といっても、「東洋医学でやりたい派」や、「東洋医学というと、何か解らないし胡散臭いから、現代医学でやる」という人、「本当に胡散臭いひと」なんかがいます。残念ながらどの立場も、大半の人が伝統医学の文献を読みません。これで、「東洋医学では…」などと言うのは、些か恥ずかしい気がします。

伝統医学の文献と臨床を同時にやる人がもう少し増えたら、肩こりだけでは無い、治療としての鍼灸が増えるかもしれません。
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新居一年
こんばんは、中川です。
新しい鍼灸院に移ってから今日で一年です。
鍼灸がしやすいように建てましたが、住んで働いてみるとそれでもいろんな不便が有り、リフォームを重ねています。
私たちも治療や対応を少しずつリフォームしていきます。
 
講座
こんにちは、中川です。
私たちの所属する研究会では、学生向けの基礎講座も終り、11月からの補講が始まりました。
私も、東洋医学書の訓読(大半が漢文です)と、脈診の講義を担当してます。
一日びっしりなので、私も妻もクタクタになります。
ところで、東洋医学の脈診というと、不思議な、あるいは曖昧なものというイメージも有るようです。しかし、実際に治療をしようとすると、非常に理詰めで、言葉で説明出来て、しかも一定のトレーニングを積めば誰でも出来る診断方法です。
鍼灸は、歴史的にみても脈診と結び付きが強いものです。
大小便食事睡眠といった生理的なリズムを良くし、結果として、症状が楽になる…という効果的な鍼灸には、東洋医学の脈診は不可欠です。
痛い処に刺して電気を流すような施術は、自分にも患者さんにもしたくないものです。
 
講座
こんにちは、中川です。
私たちの所属する研究会では、学生向けの基礎講座も終り、11月からの補講が始まりました。
私も、東洋医学書の訓読(大半が漢文です)と、脈診の講義を担当してます。
一日びっしりなので、私も妻もクタクタになります。
ところで、東洋医学の脈診というと、不思議な、あるいは曖昧なものというイメージも有るようです。しかし、実際に治療をしようとすると、非常に理詰めで、言葉で説明出来て、しかも一定のトレーニングを積めば誰でも出来る診断方法です。
鍼灸は、歴史的にみても脈診と結び付きが強いものです。
大小便食事睡眠といった生理的なリズムを良くし、結果として、症状が楽になる…という効果的な鍼灸には、東洋医学の脈診は不可欠です。
痛い処に刺して電気を流すような施術は、自分にも患者さんにもしたくないものです。
 
プロフィール

shinkyuunakagawa

Author:shinkyuunakagawa
京都府右京区西院の鍼灸院です。

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