2011-07-13(Wed)
こんばんは
川端です


最近、温泉や銭湯によく行くのですが、温かくて気持ちが良いですね

夏だから暑いと言っても身体はよく冷えてるなぁ
と実感します


鍼灸では身体を温めるためにお灸をするのですが、今日はお家で手軽にできるものや、私達が治療の時に使用するお灸などをご紹介します

艾(もぐさ):ヨモギの葉の裏のフサフサを乾燥させ、砕いて精製したもの。
灸(きゅう):艾を捻ったり、固めたもの。
【糸状灸】しじょうきゅう
糸のように細く捻り、長さは5㍉程度。焼き尽くしますが、糸のように細いため熱さは一瞬チクッとする程度で火傷はしません。
チュンッと熱が身体の芯に届くように感じます。
小指頭大の円錐状に捻ります。
背中やお腹の大事なツボ及び、凝りや捻挫など腫れている所にします。
熱を知る灸と書くだけに温かさを感じたらとるので、火傷はしません。
ほんわかと身体が温まって、ついウトウトしてしまうくらい気持ち良いお灸です。
ご家庭でしたいと仰る患者さんには、捻り方をご指導させて頂いたり、捻ったお灸をお渡ししたりしております。
ほんわかと身体が温まって、ついウトウトしてしまうくらい気持ち良いお灸です。
ご家庭でしたいと仰る患者さんには、捻り方をご指導させて頂いたり、捻ったお灸をお渡ししたりしております。
【温筒灸】おんとうきゅう
小さな筒に艾が詰め込まれており、左の写真は自分で押し出すタイプで、出てきた艾を燃やして間接的に熱を与える灸。
右の写真は最初から艾が押し出されて固めてあるタイプのものです。
右の写真は最初から艾が押し出されて固めてあるタイプのものです。
【台座灸】だいざきゅう
台座に穴が開いており、熱を間接的に与えます。いわゆる「せんねん灸」です。
底面はシールになっており皮膚に貼付けられます。
こちらも台座の厚みにより熱感をマイルド~ハードまで選べご家庭向きです。
今回はこれだけですが、他にも様々なお灸がありますし、艾にも沢山の種類があって製造会社によって質も違います

鍼灸中川では上記二つ目までの直接肌に触れる糸状灸・知熱灸をしていますので、質の良い艾を使用しています

また、様々な会社の上質の艾を取り寄せて自分達で試しては良い艾を追求しております

随時、報告方々お知らせして参りたいと思います

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